富士山の登山では、「登り」よりも「下山」で足元のトラブルが多くなります。
特にプリンスルートや御殿場ルートなどに見られる「火山砂礫の道」では、靴の中に砂利が入りやすく、不快な思いをする登山者も多数…。
そんな中、『登山用ゲイター(スパッツ)』は、
「足元の防御アイテム」としてとても重要な装備です。
この記事では、登山ツアー会社【マウンテンガイドサービス自遊舎】のガイド経験をもとに、ゲイターの必要性・選び方・おすすめ商品をわかりやすくご紹介します!
✅そもそもゲイターとは?
ゲイター(スパッツ)とは、登山靴とパンツの隙間を覆うカバーのようなもの。
ふくらはぎや足首を覆うことで、次のような効果を発揮します。
【ゲイターの主な効果】
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靴の中に砂や小石が入るのを防ぐ(特に下山時)
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雨・泥・雪・朝露の侵入を防ぐ(高山の朝や悪天候に)
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パンツの裾のバタつきを抑えて歩行しやすくする
🎒 現場のガイドの声
「富士登山の後半は、細かな火山砂利で靴の中がジャリジャリに…。ゲイターがあるだけで一気に快適になります」(自遊舎 富士登山ガイド)
🔍ゲイターの選び方|失敗しない3つのポイント
① 高さ(ショート・ロング)
→ ロングタイプがおすすめ。富士山では膝下までしっかり覆える方が有利。
② 素材・防水性
→ 防水透湿性の高い素材(GORE-TEXなど)がベスト。雨や朝露でも快適。
③ 装着しやすさ&フィット感
→ 面ファスナー式やジッパー式で簡単に装着できるものが◎。
足首部分がフィットするかもチェック!
🏕️富士登山におすすめのゲイター3選(楽天リンク付き)
①【モンベル GORE-TEX スパッツ】
定番中の定番。防水透湿性バツグンで耐久性も◎
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②【イスカ GORE-TEX ライトスパッツ】
超軽量かつ高機能。夏の富士登山にぴったり!
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💡実際の活用シーン
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下山時の「砂走り」で靴に砂が入らない!
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夜明け前の登山で、朝露や冷えから足を保護!
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突然の雨でも、パンツの裾から浸水しにくい!
👟「ゲイターは不要」と言われることもありますが、実際の現場では「あるとないとで大違い」というのがガイドとしての本音です。
🏔️自遊舎のツアーでも、ゲイター利用を推奨中!
私たち自遊舎では、毎年数多くの富士登山ツアーをガイドしています。
特に下山ルートでの砂利侵入による不快感や、靴ズレトラブルの声を多く聞いてきました。
そこで、初心者でも扱いやすく、しっかりと足元を守れるゲイターの装着をおすすめしています。「ほんの一手間」で登山の快適さがぐっと向上します。
✅まとめ
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ゲイターは富士山下山時の「靴の中ジャリジャリ問題」を防ぐ神アイテム!
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ロングタイプでもショートタイプでも良いが防水性のあるものを選ぶと安心。
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装着も簡単なタイプが増えているので、初心者でも気軽に使えます。
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