2025年6月10日火曜日

【富士登山にゲイターは必要?】砂走り&防寒対策に!プロがすすめる必須アイテムとは

 


富士山の登山では、「登り」よりも「下山」で足元のトラブルが多くなります。
特にプリンスルートや御殿場ルートなどに見られる「火山砂礫の道」では、靴の中に砂利が入りやすく、不快な思いをする登山者も多数…。

そんな中、『登山用ゲイター(スパッツ)』は、
「足元の防御アイテム」としてとても重要な装備です。

この記事では、登山ツアー会社【マウンテンガイドサービス自遊舎】のガイド経験をもとに、ゲイターの必要性・選び方・おすすめ商品をわかりやすくご紹介します!


✅そもそもゲイターとは?

ゲイター(スパッツ)とは、登山靴とパンツの隙間を覆うカバーのようなもの。
ふくらはぎや足首を覆うことで、次のような効果を発揮します。

【ゲイターの主な効果】

  • 靴の中に砂や小石が入るのを防ぐ(特に下山時)

  • 雨・泥・雪・朝露の侵入を防ぐ(高山の朝や悪天候に)

  • パンツの裾のバタつきを抑えて歩行しやすくする

🎒 現場のガイドの声
「富士登山の後半は、細かな火山砂利で靴の中がジャリジャリに…。ゲイターがあるだけで一気に快適になります」(自遊舎 富士登山ガイド)


🔍ゲイターの選び方|失敗しない3つのポイント

① 高さ(ショート・ロング)

ロングタイプがおすすめ。富士山では膝下までしっかり覆える方が有利。

② 素材・防水性

→ 防水透湿性の高い素材(GORE-TEXなど)がベスト。雨や朝露でも快適。

③ 装着しやすさ&フィット感

→ 面ファスナー式やジッパー式で簡単に装着できるものが◎。
足首部分がフィットするかもチェック!


🏕️富士登山におすすめのゲイター3選(楽天リンク付き)

①【モンベル GORE-TEX スパッツ】

定番中の定番。防水透湿性バツグンで耐久性も◎

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②【イスカ GORE-TEX ライトスパッツ】

超軽量かつ高機能。夏の富士登山にぴったり!

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💡実際の活用シーン

  • 下山時の「砂走り」で靴に砂が入らない!

  • 夜明け前の登山で、朝露や冷えから足を保護!

  • 突然の雨でも、パンツの裾から浸水しにくい!

👟「ゲイターは不要」と言われることもありますが、実際の現場では「あるとないとで大違い」というのがガイドとしての本音です。


🏔️自遊舎のツアーでも、ゲイター利用を推奨中!

私たち自遊舎では、毎年数多くの富士登山ツアーをガイドしています。
特に下山ルートでの砂利侵入による不快感や、靴ズレトラブルの声を多く聞いてきました。

そこで、初心者でも扱いやすく、しっかりと足元を守れるゲイターの装着をおすすめしています。「ほんの一手間」で登山の快適さがぐっと向上します。


✅まとめ

  • ゲイターは富士山下山時の「靴の中ジャリジャリ問題」を防ぐ神アイテム!

  • ロングタイプでもショートタイプでも良いが防水性のあるものを選ぶと安心。

  • 装着も簡単なタイプが増えているので、初心者でも気軽に使えます。


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【富士登山におすすめのトレッキングポール】急登と下山の膝を守る必須アイテム!

 

富士山登山は、標高差が大きく足への負担が大きい山です。特に「富士宮ルート」や「プリンスルート」は傾斜が急で、膝や足首にかかる負担が大きくなります。

そんな中、「トレッキングポール(登山用ストック)」は、安全で快適な登山をサポートしてくれる心強いアイテムです。

この記事では、富士山登山ガイドツアーを多数実施してきたマウンテンガイドサービス (じゆうしゃ)の視点から、

トレッキングポールの必要性・選び方・おすすめ商品を分かりやすくご紹介します。


✅なぜ富士登山にトレッキングポールが必要なのか?

✅登りでは:

  • 全身の筋肉をバランスよく使え、疲れが分散

  • 急登で体勢を安定させやすい

✅下りでは:

  • 膝や足首への衝撃を軽減

  • 砂礫の斜面で転倒リスクを減らせる(プリンスルート下山時など)

🎒 実際のガイドの声
「急傾斜では、ポールがあると段違いに楽。初心者や体力に自信がない方ほど恩恵を感じやすいです。」(自遊舎ガイド談)


🔍トレッキングポールの選び方|失敗しない3つのポイント

  1. 長さ調整ができるか(伸縮式 or 折りたたみ式)
     → 伸縮式の方が初心者には扱いやすく、下山時に長くすることで膝への負担軽減に。

  2. グリップ素材と形状
     → コルクやEVA素材が手になじみやすく、長時間の使用でも疲れにくい。

  3. 収納性と重量
     → 富士登山では荷物も多くなるため、軽くてザックに収まりやすいタイプがおすすめ。


🏕️おすすめのトレッキングポール3選(楽天リンク付き)

①【LEKI レキ Makalu Lite AS】

初心者〜中級者に人気!衝撃吸収システムで膝に優しい。

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②【ブラックダイヤモンド トレイルスポーツ2】

コスパ重視派に。頑丈で長さ調整もしやすい!

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③【DABADA 超軽量アルミトレッキングポール(2本セット)】

とにかく安くて軽い!富士山初心者の1本目にも最適。

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🔁使い方のワンポイント

  • 登り:肘を約90度に曲げた状態でそれよりやや短めに調整

  • 下り:肘を約90度に曲げた状態よりやや長めに調整して体を支えるように

  • 収納:使わないときはザック横のストラップに固定!


🏔️自遊舎の富士登山ツアーでも大活躍!

私たち自遊舎の富士登山ガイドツアーでは、初めての登山者も多く、トレッキングポールの使い方のアドバイスも現地で行っています。
後半にかけての急登や砂礫の下山路で、ポールの有無による体力の差は歴然です。


✅まとめ

  • トレッキングポールは富士登山の「安全・快適さ」に直結する必須アイテム!

  • 初心者は特に、膝を守る目的での導入がおすすめ。

  • 信頼できるブランド・軽量・調整可能なタイプを選びましょう。

富士山は標高3,000mを超える本格的な登山です。
ぜひ万全の装備で、最高の山旅を楽しんでください!


🔗 関連リンク
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2025年3月9日日曜日

富士登山チャレンジプログラム ~ステップ2~ のお知らせ

           


富士登山を目指すあなたへ! 4月に開催されるマウンテンガイドサービス の 富士登山チャレンジプログラム 「ステップ2」では、急な山道に自信をつけ、安全に登山を楽しむための技術を習得できます。富士山のような急斜面に対応する歩行スキルを学び、登山への不安を軽減しましょう。


ステップ2の目的

急斜面での歩行技術を磨き、安全対策を強化!

✅ 急な山道に対する自信をつける 

✅ 登り・下りの歩き方を学ぶ 

✅ 次のステップ(富士登山)に向けた準備を整える

トレーニング内容

  1. 急斜面での足運びの練習 – しっかりした踏み込みと体重移動

  2. 下山時の安全な歩き方 – 体の使い方を学び、転倒を防ぐ

  3. 後傾姿勢とバランスの取り方 – 安定した歩行のためのポイント

  4. 休憩のタイミングと安全確認 – 無理せず、安全第一で登山

  5. 滑りやすい地面や砂利の対策 – 靴の選び方や歩行技術

  6. 疲労軽減のための筋肉の使い方と姿勢の調整 – 長時間歩行のコツ

  7. 急斜面での安全意識と事故防止のための指導


開催日・開催場所

🏔 4/6(日) 長者ヶ岳(1,336m) (田貫湖-長者ヶ岳山頂往復コース)【ツアーコード:C-004】 歩行距離:約6km / 行動時間:約5時間 / 累積標高:678m

🏔 4/20(日) パノラマ台(1,325m) (パノラマ台下バス停-根子峠-精進峠周回コース) 【ツアーコード:C-005】 歩行距離:約5km / 行動時間:約5.5時間 / 累積標高:567m

🏔 4/24(木) 金時山(1,213m) (金時山・長尾山・乙女峠周回コース) 【ツアーコード:C-006】 歩行距離:約5.5km / 行動時間:約5.5時間 / 累積標高:633m


集合場所・時間

📍 4/6(日) 午前8:30 / 田貫湖(北側)駐車場(送迎相談可)

📍 4/20(日) 午前9:00 / 精進湖・他手合浜駐車場(送迎相談可)

📍 4/24(木) 午前9:00 / 公時神社駐車場(送迎相談可)


持ち物・服装

必須アイテム

  • レインウェア

  • 防寒着(休憩時用)

  • 手袋

  • リュックサック

  • 昼食・飲料(1~1.5L推奨)

  • 行動食(お菓子など)

  • 保険証(念のため)

推奨アイテム

  • トレッキングパンツ

  • 登山靴・トレッキングシューズ


参加費

💰 各回 7,000円(税込・保険代込) ※当日、現金にてお支払いください。


こんな方におすすめ!

✅ 富士登山に挑戦したい初心者の方 

✅ 急な斜面の登り・下りに自信がない方 

✅ 正しい歩き方や安全対策を学びたい方

4月のステップ2に参加し、自信を持って富士登山に挑戦しませんか?

📩 お申し込み・お問い合わせはこちら ⇒⇒⇒ マウンテンガイドサービス の 富士登山チャレンジプログラム 

ご参加をお待ちしています!


富士登山時に適した登山用パンツ|おススメ商品

    

富士登山における登山用パンツの重要性

富士登山は天候が変わりやすく、気温の変化も大きいため、適切な登山用パンツを選ぶことが重要です。適切なパンツを選ぶことで、快適に登山を楽しむことができ、疲労やケガのリスクを軽減できます。自遊舎の登山ツアー企画会社としての経験を活かし、初心者でも選びやすい登山用パンツを紹介します。


登山用パンツを選ぶポイント

  1. ストレッチ性:動きやすさを確保するために、伸縮性のある素材を選ぶ。

  2. 速乾性:汗や雨で濡れてもすぐ乾く素材がベスト。

  3. 耐久性:岩場や枝に引っかかっても破れにくい素材が理想。

  4. 防風・保温性:標高が高くなると気温が下がるため、防風・保温機能があると安心。

  5. 軽量性:長時間の登山でも疲れにくい軽量モデルを選ぶ。


おススメの登山用パンツ

1. モンベル ライトトレッキングパンツ

  • 特徴:軽量でストレッチ性があり、初心者から上級者まで幅広く対応。

  • おすすめポイント:耐久性が高く、速乾性も抜群。

2. ノースフェイス アルパインライトパンツ

  • 特徴:細身のシルエットで動きやすく、デザイン性も◎。

  • おすすめポイント:防風性があり、高山登山にも適している。

3. マムート トレッキングパンツ

  • 特徴:高いストレッチ性と耐久性を兼ね備えたモデル。

  • おすすめポイント:登山だけでなく、キャンプやハイキングにも使える。


自遊舎の登山ツアーで実際に試せる!

自遊舎の登山ツアーでは、登山初心者向けに装備の選び方をアドバイスしています。実際のツアーで、適切な登山パンツの選び方や着用感を体験できるので、ぜひご参加ください!

マウンテンガイドサービス

まとめ

富士登山には適した登山用パンツが不可欠です。ストレッチ性、速乾性、耐久性などのポイントを押さえ、自分に合ったパンツを選びましょう。上記で紹介したおすすめ商品も参考にして、快適な登山を楽しんでください!

マウンテンガイドサービス

【富士登山チャレンジ】初心者必見!足慣らしに最適な登山ルートと準備法

 


富士山に登るためには、事前の準備がとても大切です。特に、登山経験が少ない方や久しぶりに山登りをする方は、富士登山の前に足慣らしをしておくことで、当日の負担を大幅に減らすことができます。

今回は、富士登山を目指す方に向けて、おすすめの足慣らし登山ルート事前準備のポイントをご紹介します。


【1】なぜ足慣らしが必要なのか?

富士山は標高3,776mと日本最高峰の山であり、初心者にとっては想像以上に過酷な環境です。標高が高くなるにつれて酸素が薄くなり、気温も低下。急な登りが続くため、普段の運動不足が影響してしまうことも。

足慣らしをすることで、以下のメリットがあります。

✅ 長時間歩くことに慣れる

 ✅ 筋力や持久力をつける

 ✅ 高山病のリスクを減らす 

✅ 登山靴や装備の使用感をチェックできる

特に初心者の方は、標高が1,000~2,500m程度の山で徐々に体を慣らすことをおすすめします。


【2】富士登山前におすすめの足慣らし登山ルート

🔹 ① 高尾山(東京都・599m) 

初心者向けの登山コースで、ケーブルカーを使えば途中から登ることも可能。富士山に向けた登山の入門編として最適。


🔹 ② 三ツ峠山(山梨県・1,785m) 

富士山の絶景を楽しみながら登れる山。標高差が大きく、富士登山に向けた体力づくりにもぴったり。


🔹 ③ 丹沢大山(神奈川県・1,252m) 

急な登りが続くため、富士山の「登り」に向けた良いトレーニングになる。


🔹 ④ 金時山(静岡県・神奈川県・1,212m) 

比較的短時間で登れるが、急な登りもあるため、富士登山のシミュレーションとしておすすめ。


🔹 ⑤ 毛無山(静岡県・山梨県・1,964m)

富士山登山口(富士宮口)に近く、標高も高め。足慣らし+高地順応にも最適。



【3】富士登山前に準備すべきこと

登山靴を履き慣らしておく 

新品の登山靴でいきなり富士山に登ると、靴ずれの原因に。足慣らしの登山で事前に履いて慣れておきましょう。

長時間歩く練習をする 

富士登山では、合計6~10時間歩くことになります。普段からウォーキングや軽登山をして、長時間歩くことに慣れておきましょう。

ザックを背負って登る 

登山当日はリュックを背負うので、普段のトレーニングでもザックを背負うことをおすすめします。富士登山時と同じ重さ(3~5kg)で歩く練習をすると、より実践的。

水分補給の練習 

標高が高いと脱水症状になりやすいので、こまめな水分補給の習慣をつけましょう。

実際に登る富士山の登山道を確認 

富士山には基本的に4つの登山ルート(富士宮口・吉田口・須走口・御殿場口)があり、それぞれ特徴が異なります。事前に自分が登るルートの特徴を調べておくと安心。


【4】まとめ

富士登山を成功させるためには、事前の準備がとても重要です。特に初心者の方や体力に不安のある方は、足慣らし登山をしておくことで登頂率がぐっと上がります!

「どの山に登ればいいかわからない…」という方は、ぜひ今回ご紹介したルートを参考にしてみてください。

マウンテンガイドサービス の 富士登山チャレンジプログラム では、

 ✅ 初心者向けの足慣らし登山 

実際の登山ルートを想定したトレーニング

経験豊富なガイドが安全をサポート

など、富士登山を成功させるためのサポートを提供しています!

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今年こそ、富士山登頂を目指してチャレンジしてみませんか?

2025年3月4日火曜日

~静岡の低山で“自遊”時間~「自遊舎の里山トレッキング紀行」 《兎荷山(410m)・三岳山(467m)・立須(378m)トレッキング》編

 


兎荷山・三岳山・立須を歩く - 静岡県浜松市の絶景トレイル

今回は、静岡県浜松市北区の兎荷(とっか)地区から歩き始め、兎荷山(とっかやま・410m)、三岳山(みたけさん・467m)、立須(たちす・378m)を巡るトレイルを縦走してきました。このルートは静かで自然豊かでありながら、変化に富んだ登山道と絶景を楽しめる素晴らしいコースでした。


兎荷地区から兎荷山へ

朝、兎荷地区に到着。周囲にはのどかな里山の風景が広がり、どこか懐かしい雰囲気を感じます。登山口を見つけ、まずは兎荷山を目指して歩き始めました。

兎荷山(標高410m)へ向かう道は穏やかな林道から始まり、徐々に山道へと変化していきます。尾根に出ると適度なアップダウンがあり、自然の中を歩く心地よさを満喫できました。頂上に到着すると、木々の合間から遠くの山並みが見え、静寂の中でひと息つくことができました。


三岳山へ - 変化に富んだルート

兎荷山を後にし、次の目的地である三岳山(標高467m)へ向かいました。この区間は適度なアップダウンが続き、しっかりと登山の醍醐味を感じることができます。

三岳山の山頂は開けた場所があり、浜松市街地や遠くの浜名湖まで見渡せる絶好の展望スポットです。風が心地よく、ここでしばらく休憩しながら景色を楽しみました。





立須へ - スリル満点の岩峰

最後に向かったのは、立須(標高378m)です。三岳山からの下りは比較的緩やかですが、立須の手前からは急な登りと岩場が続きます。

立須は巨大な石灰岩の岩峰で、山頂付近の岩場に立つと360度の大パノラマが広がります。眼下には浜松の街並み、遠くには浜名湖や天竜川の流れが見え、まさに絶景そのもの。


高度感もあり、足元に気をつけながら景色を堪能しました。



まとめ - 浜松の隠れた名ルート

今回の兎荷山・三岳山・立須のルートは、変化に富んだ登山道と美しい景観が楽しめる素晴らしいコースでした。メジャーな登山ルートではありませんが、その分静かで、じっくりと自然を満喫することができます。

特に、最後の立須からの景色は一見の価値あり。浜松市周辺で登山を楽しみたい方にはぜひおすすめしたいルートです。

次回は季節を変えて、またこのコースを歩いてみたいと思います!

マウンテンガイドサービス

~静岡の低山で“自遊”時間~「自遊舎の里山トレッキング紀行」 《八形山(198m)・歴史の散歩道トレッキング》編

 


静岡県森町の展望ハイク 〜八形山・歴史の散歩道〜

今回は静岡県森町にある「大洞院」から出発し、展望が素晴らしい「八形山(198m)」を登った後、「町民の森・南ゲート」から「八形山・歴史の散歩道」や「見晴の丘」を通り、「大洞院」に戻る周回コースを歩いてきました。今回はその魅力を紹介します。


大洞院から八形山へ

登山のスタートは「大洞院」。ここは静岡県森町の歴史ある寺院で、かつて海道一の大親分と言われた「清水の次郎長」の子分であった「森の石松」のお墓がある事でも有名です。厳かな雰囲気の中で心を落ち着けてから登山を開始できます。

大洞院を出発すると、しばらくは緩やかな登りが続きます。森町の自然に包まれながら進むと、やがて八形山への登りが本格化。登山道は比較的歩きやすく、森林に囲まれた静かな雰囲気の中でゆっくりと登ることができます。

山頂に到着すると、そこには広がる絶景。晴れた日には遠くの山々や町並みを一望でき、達成感に浸ることができます。

          

休憩を取りながら景色を楽しみました。


町民の森・南ゲートから歴史の散歩道へ

八形山からの下山ルートとして、「町民の森・南ゲート」へ向かいます。道中も木々に囲まれ、気持ちの良い森林浴をしながら進みました。

南ゲートを過ぎると、「八形山・歴史の散歩道」へ。この道は森町の歴史や文化を感じられるルートで、案内板も設置されており、散策しながら学びを得ることができます。

途中の「見晴の丘」では、開けた景色が楽しめるポイントがあり、ここでも一息。遠くの山並みを眺めながら、自然の美しさを堪能しました。




大洞院へ戻る 〜静かな余韻を感じながら〜

歴史の散歩道を抜け、再び大洞院へ。静かな境内に戻ると、登山の充実感とともに、心が穏やかに落ち着くのを感じました。

この周回コースは、展望の良い八形山、静かな森の中の歴史の散歩道、そして文化を感じる大洞院を巡る、とてもバランスの取れたルートでした。


まとめ 〜自然と歴史を楽しむ森町のハイキング〜

八形山・歴史の散歩道を巡るこのコースは、静岡県森町ならではの自然と歴史を楽しめる魅力的なハイキングルートです。標高はそれほど高くないものの、眺望や散策の魅力が詰まっており、初心者からベテランまで幅広い層におすすめできます。

静かな山歩きと森町の文化を楽しみたい方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

マウンテンガイドサービス

【富士登山にゲイターは必要?】砂走り&防寒対策に!プロがすすめる必須アイテムとは

  富士山の登山では、「登り」よりも「下山」で足元のトラブルが多くなります。 特にプリンスルートや御殿場ルートなどに見られる「火山砂礫の道」では、靴の中に砂利が入りやすく、不快な思いをする登山者も多数…。 そんな中、『登山用ゲイター(スパッツ)』は、 「足元の防御アイテム...