はじめに
富士登山というと、
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体力
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装備
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天気
に注目されがちですが、実はそれと同じくらい重要なポイントがあります。
それが、「前泊・後泊をどう考えるか」です。
私たちは、富士登山ツアーを企画・運営する立場として、毎年多くの登山者を現場で見てきました。
その中で感じるのは、
登れる人と、途中で苦しくなる人の差は
登山当日より「前日・翌日」に表れている
という事実です。
なぜ富士登山に前泊が重要なのか?
結論:睡眠不足は最大の敵
富士登山で体調を崩す原因として非常に多いのが、
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寝不足
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早朝・深夜移動
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長距離運転
です。
特に、
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深夜に車で出発
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ほとんど寝ていない状態で登山開始
このパターンは、高山病・体力低下のリスクが一気に上がります。
現場でよくあるケース
「夜中に出てきたので、ほぼ寝ていません」
この一言を聞いた時点で、私たちは内心かなり心配になります。
前泊することで得られる3つのメリット
① 体調を整えた状態で登山を始められる
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睡眠が取れている
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食事がきちんとできる
これだけで、登山中の余裕がまったく違います。
② 高地に体を少し慣らせる
富士山周辺(富士宮・御殿場エリア)でも、標高はすでに高めです。
前泊することで、
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いきなり高所に行かない
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体が順応しやすい
というメリットがあります。
③ 登山当日の時間に余裕ができる
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集合時間に焦らない
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渋滞リスクを減らせる
「気持ちの余裕」は、登山の安全に直結します。
後泊をおすすめする理由(実は前泊以上に大事)
正直に言います。
富士登山は、下山後が一番危ない。
下山後に起こりやすいトラブル
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強い疲労
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膝や足首の痛み
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集中力低下
この状態で、
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長距離運転
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夜道の移動
は、かなりリスクが高いです。
後泊する人が感じる「意外なメリット」
・翌朝、体が想像以上に重い
登山当日は大丈夫でも、疲労は翌日に一気に出ます。
後泊しておけば、
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ゆっくり休める
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温泉で回復できる
という大きな違いがあります。
・「登って終わり」ではなく「良い思い出」で終われる
下山後すぐ帰ると、正直、しんどかった記憶しか残らないという声も多いです。
一方、後泊している人は、
大変だったけど、いい山だった
また登りたい
と言うことが多い。
前泊・後泊はどこがいい?
ポイントは「移動距離」と「無理をしないこと」
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登山口から近すぎなくてOK
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車で30〜60分圏内
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温泉があるとなお良し
富士宮市・御殿場市・三島市・富士市エリアは、前泊・後泊どちらにも向いています。
ツアー参加者のリアルな声
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「前泊して正解でした。体が全然違った」
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「下山後に温泉に入って泊まれたのが最高でした」
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「無理して帰らなくてよかった」
これは、毎年本当によく聞きます。
前泊・後泊を考える人へ
富士登山は、
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登ること
よりも -
無事に帰ること
が一番大切です。
前泊・後泊は、贅沢ではなく“安全対策”。
計画の段階で、ぜひ選択肢に入れてみてください。
まとめ
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前泊 → 登山の成功率を上げる
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後泊 → ケガ・事故リスクを下げる
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両方 → 富士登山の満足度が大きく変わる







